取り組み


1.私たちの観光農業のポイント

 レンタル・体験農園方式という区画割された農地を利用者が自ら耕作し、作付けから収穫へ向け、自主性を持って取り掛かれる農業の楽しさ、自然との触れ合いを通し、日々の生活を充実させ、家族や近接利用者とのコミュニケーションにより子供の情操教育への寄与、近隣住民に限らず、都市部からの利用者を誘客することにより「人が集う郷」を目指しています。

 また、「人が動く」ことにより近隣の飲食店や観光施設への導線を確保します。

 『農』を通したコミュニティの構築により、地域猟友会との連携によりジビエ販売や、専従農業者との連携により安心安全の食材販売を通信販売なども含めた事業構想となります。

 レンタル農園方式や観光果樹園の運営による顧客増により区画の維持管理や生育指導など専門分野の人材は有用となるだけでなく、新規就農希望者の安定的な収入や雇用確保に繋がります。

 

 

2.観光農業を取り巻く課題と解決策

 幅広い事業体制になるため、法人事業体として多角的な取り組みを行うにあたり、個別の農地所有者より農地の賃借契約を進めることになり、積極的な『農地の利活用や農業、農地の継承・継続の課題解決』への取り組みをおこなってまいります。

 私たちは健康と生活を守る食を自ら生産する(自助)、コミュニティで楽しみ(共助)、それらの持続・継続性を補助する行政手続き(公助)により実現可能な地産地消を原点とした食生産を地域の取り組みとして観光と農業を組み合わせた『観光農業』を発展させてまいります。

 

 現存する生産緑地環境を守ることが、地域の活性化や、生活における実質的な質の向上、地域生活全般に影響する観光農業への理解と支援を強く期待するところであります。