
9月19日(金)松田町寄のFarmer's Parkにて、研修を行いました。
「EQ(Emotional Intelligence Quotientの略)」の各領域を農作業に当てはめ、従来の座学のみの研修ではなく、座学後にテーマに沿った作業をすることで、より深い理解と実感を得ることが出来ます。
無料トライアルのこの日は、「畝づくり」を中心に2チームに分かれ、座学での内容を意識しながら作業、または「畝づくりタイムアタック」などに挑戦していただきました。
なぜ、EQなのか。
想定外の出来事やストレスが増える中、感情をコントロールし、人間関係を築く力が求められています。知識やスキルは機械が補える時代ですが、感情を理解し、人と人を繋ぐ力は人間にしかありません。
EQで得られるもの「自己理解」「自己管理」「共感力」「対人スキル」を理解し、職場、日常生活においても活用することで、ストレスを抱え込み過ぎず、人との衝突も減り、人間関係が楽になります。


コミュニケーションやチームワークは、共通のゴールに向かうとき個々の力を「掛け算」にして組織力へと変える土台になります。
また、違う視点や経験を持つメンバーが意見を交わすことで、新しいアイデアが生まれたり、「自分は一人ではない」と言う心理的安全性が高まると、人はより挑戦的で前向きになれます。
一人で5mの畝を作ることは大変ですが、声を掛け合い役割分担をすると、短時間できれいに仕上がる。これは仕事の現場でも同じことで、「協力=効率化と達成感」に繋がります。
進捗や課題をチーム内で共有すると、問題が大きくなる前に軌道修正が出来ます。つまり、コミュニケーションは失敗を防ぐ仕組みにもなるということです。
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